このベルトの価値は自分だけのための価値を持っていると感じています。他人のだれよりも自分のために意味を持つものだと思っています。
このテストを受けるまで、そしてテストに合格するまで支えてくれたすべての皆さん、どうもありがとう。 今このテストを受ける時に近くにいる皆さん、ホイス、コンリー、アダム、V、アイバン、リン、デンバーに到着後にセルフディフェンステクニックを見て助けてくれたホイス・グレイシー柔術黒帯の兄弟姉妹のみんな、どうもありがとう。 そしてこれまでのすべてのMax Masuzawaの生徒のみんな、特に今も道場を支えてくれるホイス・グレイシー柔術東京の生徒のみんな、どうもありがとう。
どうもありがとう日本の大好きな家族、幸恵、美亜、絵麻、絆奈、お義母さん。そして自分のパパ、ママ、姉、兄
どうもありがとう、MAXを支えてくれるたくさんの友人と知人のサポーターの皆さん、ファンド支援者、そしてこの旅で出会ったホセ、アンクルカルロス、アダムのチームのジェームス、アダムのチームの生徒たち、Vのママペチャさん、socalのアイバンとリンのチームのみんな。
三十年前、この地デンバーに現れたあのホイス・グレイシーのために、そのホイス本人から、そのデンバーにて、自分がそのホイスと出逢って柔術の魅力に完全に取り込まれてから25年後の今、単なるプロレス格闘技の一般ファンで、アメリカに転勤してから人としゃべることも、仕事の責任も、会社員の職務も、なんにも自信もなくなっていた30歳の普通のサラリーマンだった自分が、そのホイスと会って25年後に、その間に18年間の自分の道場での時間を経て、その中でも最後の数年はCOVIDの影響で困難しかない状況を経て、ついにこの栄誉を手に入れる。なんて最高の気持ちなのか。こんな幸せをアチーブ掴み取った感覚は生涯一度もなかった。こんな達成感は初めてです。
僕にはいくつかの奇跡があります。
今ホイス・グレイシーが黒帯を与えてくれたその価値は、自分でしか感じられないし、これを人には話すことは出来るけれども実際に伝えることはできない。けれども、これからその価値を、良いことはもちろん、ここまで来るたくさんの苦労も併せて、自分の生徒たちに伝えることに使命を感じています。また、これまで日本にホイス・グレイシー柔術の教えを伝えるものが他に誰もいない、少なくとも自分がロサンゼルスでホイス・グレイシーに出会ってから25年後の今でも。それも奇跡。
だから昨年、コロナの時代を通り抜ける道として選んだホイス・グレイシー柔術ネットワークの一員となることを選んだ。そして今日その一員であることに使命を感じるのだ。
柔術と出会い、ホイスと出会い、日本の自動車メーカーの商社の駐在員のステータスを捨て、柔術家として生きることを決意し、実際にその道を進み始めた時、不安は無かった。 人からは「すごいことだ」とか「大変だったでしょう」とか言われるけれど。 もちろん楽しいことばかり、ではなかったのは確かだ。ビジネスとして本当に危機に陥ったCOVIDの時期と、マックス柔術アカデミーでの18年を一度閉ざし、ホイス・グレイシー柔術アカデミー東京へと転換し今日にまでつながる新たな道場の現状(円安)。 54歳になってもなお、沢山の経験をいまも得ている。
師匠のホイスは、自分にいつでも優しかった。 青帯になってすぐのころ、練習で足を痛めたのを見た時、自分の奥さんは足のドクターだから明日会いに行けと声掛けてくれた(当時の奥さんの話で今は昔(笑))、正月休みに日本に帰らずブラジルに初めて行く時ことを一声伝えただけなのに、ホイスからウマイタのホウカー、ホイラー、ホビンら兄妹の皆さんにきちんと声かけてくれたからグレイシーウマイタでの練習はホームの感覚で出来たこと、ホイスの生徒として一生かけ準備をしようと思ったが出来なかったロサンゼルス修行準備時代、本意ではないけど選ばざるを得なかった選択にも理解してくれて、会社を辞めるために一度日本に帰国し退職に必要な段取りを進め、フルタイム修行が始まる前の吉田秀彦戦のキャンプに招き入れてくれたこと、その後も日本で試合がある度に声をかけ続けてくれて、今思えば全く興味がないはずの柔術コンペティションに出場するためにロサンゼルスに行くたびにいつでも会ってくれて、日本の道場のことを気にかけてくれた。優しい師匠。 これからも師匠として、これまでと同じくいつも優しい兄のようであり、そしてまた同時に柔術の師匠として、厳しく見守っていて下さい。僕は、あなたの教えを守り、それをやり続けていきます。 はるか昔、日本で生まれた柔術が、海をわたりブラジルで発展、そして1980年代にアメリカに渡り、1990年代にUFCとして世界中の注目を集め、新たな歴史が始まった。そこでホイスと出逢った日本人の自分に伝わった。 そしてその教えをまた日本に持ち帰って伝えることになる。 自分は、長い柔術の歴史と空間を大きくぐるっと回るフルサークルの一部なのです。自分は、ロサンゼルスのグレイシー柔術アカデミーで初めて柔術を学び始めた時から、道場で、またいずれは日本ででもグランドマスター、エリオ・グレイシーと直接会うことができた経験を持つ貴重な世代です。 だからこそ、師匠のホイス・グレイシーが大切にする柔術グランドマスターの教えを守る役割を責任を持ってやり続ける覚悟を持っています。こんな素敵な偶然を持っているのが奇跡です。 皆さん、もう一度言います。今日のこの会場でホイスの手により直接黒帯を巻いてもらうことになるまで、直接沢山の声援と精神的応援、そして資金のサポートをしていただいてありがとうございます。もう一度最後にありがとう。 2023年10月15日 コロラド州デンバーにて ホイス・グレイシー柔術 黒帯Max Masuzawa
遠征支援追加しました。今後ともよろしくお願いします。
おめでとうございます。黒帯を巻いてもらった動画はシビれました。
おめでとうございます!自分の事の様に嬉しいです
ホイス・グレイシー柔術黒帯、おめでとうございます!
Fantastic news! Congratulations 🎉🎉🎉And it’s just beginning!